普段あまり意識せずに使っているハードディスク。
実はこれ、ものすごく精密な機械の固まりなんです。
ハードディスクの中には、データを記憶させるために使われる、
磁性体を付着させた円盤状のプラッタと呼ばれるディスクが収められています。
このディスクに磁気ヘッドを接近させ、データの書き込みなどを行うのですが
ヘッドとプラッタの距離は最短で10nm(ナノメートル)まで接近します。
なので、ちょっとした衝撃でヘッドとプラッタが衝突してしまうと
HDDの寿命も縮まります。
プラッタは高速で回転するのですが、
回転するとなると必要なのが、軸とモーターです。
軸にはボールベアリングや流体動圧軸受と呼ばれるものが使われています。
この軸はどちらも消耗品で、長期間使用していると、
磨耗したり劣化したりしてプラッタの回転速度が不安定になっちゃいます。
こうなるとHDDは寿命を迎えてしまったということになります。
モーターはスピンドルモーターと言うものが使われています。これも消耗品です。
結構磨り減る部分が多く、経年劣化での寿命は避けられません。
寿命の他にも、もしHDDの中に水が入ったら大変です。
完全に乾いてしまって、中に微細なゴミが付着してしまったら
もう二度とデータを復旧できなくなるかもしれません。
熱にも気をつけてください。
HDDがゆがんじゃったら、やっぱり復旧は大変なので、
すぐに業者さんに連絡したほうが良いと思います。